カンビックス輪行の縦型対応3 補助輪編

計12回にわたりノーマルフレームでのカンビックス輪行の縦型ができるかを検討してきましたが、今読むと冗長です。これを計3回にまとめた改訂版です。
(旧記事は非表示としましたので、コメントも非表示となりました。コメント頂いた方、そんなわけでご了解ください。)

最終決定・制作した補助輪です。

まず材料をそろえます。左から
15x15x1.5のアルミ角パイプ(近所のビバホームで購入)
12×12のアルミ無垢棒 (横山テクノで購入)
ねじ込み式キャスター ネジ部はM8 (モノタロウで購入)
材料と工作工程は少ないですが、ねじ込み式キャスターの雌ネジ部の工作がアルミ棒の木口から縦に下穴ドリルを当てないとならないので面倒です。

M8ボルトの雌ネジを切るのには12mm以上の厚みが必要です。最初、15mm角パイプに12mm角パイプを格納しようとして、雌ネジ部分だけを無垢棒にして軽くしようと思ったのですが、12mm角パイプに差し込める無垢棒が9mm角以下になってしまうのでM8のタップが切れません。12mm角パイプを12mm角無垢棒に変更しました。重さが心配でしたが15mm角パイプが57グラムで12mm角無垢棒が102グラムで許容範囲だと思いました。

材料が届くまで心配だったのが15mm角材の内径は12mm角なので12mmの角棒がすんなり入るかということです。多分入らないと思いましたが、15mm角材の内径が+側に誤差があったようで大丈夫でした。(入らない場合は15x15x1.5を15x15x1.2に変更するつもりでした)


まずはアルミ無垢棒の木口にタッピング用の下穴をあけます。ドリルスタンドは持っていますが、X,Y軸を調整できる精密バイスが無いと芯の位置決めが難しいので、長らく使っていませんでした。今回もハンドドリルです。

M8ネジを切ります。

少し偏心してしまいましたが、何とかできたようです。

伸ばした状態です。

走行時はサドルバッグサポーターから吊り下げる形です。

画像クリックで図面pdfがダウンロードできます。興味のある方はどうぞ。

長らく続いたカンビクッス縦型輪行の検討も終了です。

追記 20211222
キャスタを「東海 ねじ込み双輪キャスター (75径 自在 M8x1.25 F075N8)」に変更しました。


画像クリックで変更後図面pdfがダウンロードできます。

輪行パーツ その1
輪行パーツ その2
カンビックス輪行の縦型対応1 方針編
カンビックス輪行の縦型対応2 輪行袋編
カンビックス輪行の縦型対応3 補助輪編
カンビックス輪行の縦型対応4 輪行手順編

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