輪行用キャスター作り その5 エンド金物修正編
エンド金物をもう少し小ぶりにして可搬性を増したいのですが、構想のそれには固定キャスターベースM6の高ナットピッチの変更が伴います。当然輪行袋の穴の変更もしなくてはならないので躊躇していました。
輪行袋の穴の位置は底布に対して左右均等に開けていました。試しに輪行用金物を外して輪行袋に無理のかからない収納をしてみたところ、ディレイラーが右に付いている関係で袋の底に偏心して置かれることが分かりました。普通の縦型輪行では偏心しようがしまいが大きな問題にはならないのですが、今回の輪行方法では袋の穴あけで袋内の位置が最初に決まってしまうので慎重にすべきでした。袋穴の位置変更のついでにエンド金物を修正するきっかけができました。
まずエンド金物そのものを小さくしました。アングルの大きさとしては50×35を50×20に変更し、チェーンステー方向にも回転しないように10mmのフラットバーを追加しました。また、固定キャスタベースのM6高ナットの軸心の延長線上にハブ軸芯が来るようにしました。
エンド金物一式です。固定キャスターベースのチャンネル長さを230mmから185mmに変更し、クイックリリースとほぼ同じとしました。安定感に欠けるのではと思いましたが、自在キャスターをほぼ垂直に直したことで問題はありませんでした。
輪行袋の穴も偏心して開け直しました。補修用シートを使用したのが幸いでした。
これで近いうちに輪行してみようと思います。