オーディオに興味が薄れて…

最近は耳が遠くなって、TVを見ていると家内から音が大きいと文句を言われます。
それでBluetoothのワイヤレスイヤホンでTVを見るようになったんです。

すると大河ドラマはもちろんのこと、ドキュメンタリーでも背景音が素晴らしい事に気が付きました。とてもテレビ背面のスピーカーからはこんな音楽的感動を経験したことがありません。昔BOSEのサウンドバーで聴いていた時期もありましたが、お金をかけた割にはその音響的効果はほとんど無く早々にオークションに出したことがありました。
ニューイヤーコンサートで有名なウィーン楽友協会大ホールは天井と床が響き合い、しかもその響きは観客によって適度な吸音効果をもたらし、関係者の間ではその音響効果が素晴らしいと噂でした。生の音楽ホールでさえ空間特性は重要であるのに一般住宅の中でオーディオ装置だけでリスニング環境を構築するのは難しいのではないでしょうか。そもそもスピーカーで聴くと言うことは空気の伝搬なのでスピーカー単体の話では無く、部屋の音響的特性(防音だけでなく部屋の響き・吸音など)と一緒に考えるべき話だと思うのです。こんなことを悟るのに随分時間がかかりました。(編集者や業界関係者の戦略に見事に嵌ったと言うべきでしょう。)

こうしてオーディオに関してはほとんど斜に構えるようになっていたのですが、TVをイヤホンで聴くことに目覚めると、音楽もイヤホン/ヘッドホンで聴くことに俄然興味が湧いてきました。そう言えばイヤホンだけの専門店が10数年前には出来ていて今では活況を呈していますが、オーディオ店よりも客の入りが全然違います。
こうしてイヤホンにハマること数ヶ月、途中経過は省略しますが、音楽専用のヘッドホンを新たに手に入れようとしているのですが、上を見ればキリが無く未だ入手するに至ってません。これも別の意味で“オーディオ熱”なのかもしれません。

注記:上記は独断と偏見に満ちている可能性がありますので取り扱いには十分注意してください。笑

オーディオに興味が薄れて…” に対して2件のコメントがあります。

  1. east_bred より:

    そう言えば以前ELACの高級なSPを手に入れられたと言う記事を拝見した覚えが・・・。
    私もあの頃そのELACを聴いてみたいと思いつつ結局は買えず、未だに当時のままのSPから進歩せずに現在まで来ています(;^ω^)。

    私はイヤホンよりSTAXヘッドホンでしたが、アレを使って居ても結局爆音で聴いて仕舞うので、カミさんがインターホンで読んでも応答しないと叱られて・・・(-_-;)。

    そして、今では音楽では無くラジコンエンジンの・・・他の方からすればただの雑音以外には感じないであろう爆音に再び嵌ろうとしています(^^ゞ。

    1. より:

      east_bredさん:

      ELACのスピーカー、高いと言っても貴殿の所有スピーカーに比べたら屁のようなもんですよ。汗
      独立したリスニングルームが取れない我が家ではスピーカーで聴く環境ではないことが一番なんですが、スピーカーの音源はすぐ飽きちゃって、もっといい音が有るはずだと勘違いしちゃっていたんですよね。

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