旅する自転車の作りかた

Makoさんのところで好評だったこの本、春日部の本屋さんには置いてなく、通販で買うのを躊躇っていましたが、今日行った北千住のBook1stにはこんなに置いてありました。この後、有楽町の三省堂にも行ったのですが、ここには一冊も置いてなく、なんか在庫が偏っているようです。
今度のは別冊のせいか、表紙や中身のレイアウトも良く出来ていると思います。
ガードの分割はもっと違うやり方があるわけですし、ホイール組みもスポークの長さの決め方は省略されていますし、シェラックニスも既製品をそのまま使っていたり等々、もう少し掘り下げて欲しいと思うところもあるわけですが、これからオーダーする人にはバイブル的な1冊となるのではないでしょうか。私もかなり楽しめました。
最終章の「旅する自転車の競演」では写真も鮮明で大いに参考になりました。
続編を期待したいところですが、今までこのようなまとまった本は無かったわけですし、まずは祝出版といったところです。
まあ、遅れて来た「Velocraft」に箔が付いた、と言いますか大いに宣伝になったのは確かです。


追記 11/01/20
この出版社の本は従来と流通方法が異なっているようで(書店毎による注文制)、大きな書店でも扱っていないところがあるようです。

旅する自転車の作りかた” に対して4件のコメントがあります。

  1. mako10 より:

    こんばんは。
    ところどころのブログ等で見かけるこの書籍ですが、なかなか好評のようですね。
    ツーリング系自転車の昔ながらのスタイルを知らない方々にはもちろんのこと、そうでない方々が読んでも大いに参考にできる書籍かも知れませんね。

    1. より:

      mako10さん、
      この本まだ読まれていませんか? 私が上の記事を書いたあと、「まだまだ書き足りていないな。この厚さではしょうがないか」と思ってましたが、実際は去年の8月から書き始めたそうです。撮影したりと1冊の本にするというのも大変な事ですね。
      今度は中堀剛さんの「私が愛した自転車パーツ」だそうです。これまた楽しみの1冊です。

  2. Mako より:

    眞さん、こんにちは。
    この本屋さん、すごい在庫でありますね。
    確かに好評であります。わはは。
    いろいろな考え方があるなかで、著者のやり方は今はこうですっていうさっぱりしたところが好感であります。

  3. より:

    Makoさん、そうです。心配になるくらいに大量の入荷という感じですね。
    私はNITTOのドロップハンドル(132,135,105)の違いがやっとわかりました。w
    一方、ラグやエンド金物の銘柄や名前をもっと説明してもらいたいと思うところなどいくつかありました。

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