ガードステーのセット位置 2

先日のオフツーリングは楽しく、まだ余韻が残っています。ソロもいいですが、グループランも定期的にやりたいと思いました。

さて、ガードとステーの位置関係に何らかの法則があるのか、先日記事にしましたが、その時、愛さんから古いニューサイの記事にはこう書いてあるとよと教えていただきました。先日のオフにその記事と別意見の記事のコピーをわざわざ持ってきていただきました。頼もうと思いつつ頼みそこないましたので、ありがたかったです。愛さん、どうもありがとうございました。

愛さんが引用された記事は鈴木邦友氏の記事で、別意見は新田真志氏の記事です。
エルス特集などを見ても鈴木邦友氏の意見は腑に落ちないところがあって、疑問は増していました。彼の意見に従うと、私の自転車ではフロントガードが長くなりすぎるのです。これは新田真志氏も同様に指摘していました。
新田真志氏の意見は、ガードとステーの位置関係はそれこそ千差万別、バラバラの状態で、組み上げた人の感性によることが多いのではないかとしています。私などは沢山の事例の中から美しく見える基本的な法則—黄金比のようなものがあるはずと思い、そう言う点では鈴木邦友氏の姿勢の方に共感を覚えるのですが、いかんせんサンプル数が少なすぎたのではないかと思います。新田真志氏はそういうことをした上で千差万別、法則のようなものはないとしたのかもしれませんが、彼自身はチェーンリングの接線上にステーは配置していると述べています。美しく見える事例はこの方が多いと私も思います。
この後、二人の意見が紙上でどう展開されていったのかは知りません。


「ニューサイクリング」から鈴木邦友氏の説明図。


「旅する自転車の本」から沼氏のエルス。チェーリングの接線に向かっています。
余談ですが、この本の写真は細部まで良く撮られていると思います。「ニューサイ」の臨時増刊号の写真よりも格段に鮮明で情報量が多いです。ベテランサイクリストからは見るべきところがないと言われているようですが、私は非常に参考になっています。

ガードステーのセット位置 2” に対して8件のコメントがあります。

  1. より:

    眞さん、今晩は。
    早速あのコピーを記事にしていただけたのですね。眞さんの愛車でもこの理論からすると、フロントマッドガード長くなりすぎるとのことですが、私の経験からしても、700cの場合にはマッドガードも長くなりますし、ステーも下がりすぎる傾向になるようです。やはり最終的には新田さんが言うように自分の感性で決めるしかないのではないでしょうか。さればこそ組み手の個性が出てくる気がします。

  2. より:

    愛さん、先日はどうもでした。楽しかったのでまだ余韻さめやらずです。
    「感性」と言えばそれでお終いになってしまいますが、美しいものや感動を覚えるものは、何らかの理由があると思うんです。それを探りたいのが発端です。たかがガード、されどガードですね。

  3. より:

    >「感性」と言えばそれでお終いになってしまいますが<、眞さん、おしゃることは、わかります。
    >基本的な法則ー黄金比のようなものがあるはず<、私もそうだとは思いますが、それでしたら泥除けの長さあるいはステーの角度を車輪の接地点や、チェーンリングの接点に求めてはいけないのではないでしょうか。何故なら車輪の大きさも、チェーンリングの大きさも車種により、乗り方により、そして乗り手の体格により変化してしまいますから、変化するものを絶対的
    な基準点にするわけにはいかないのではないでしょうか。それ故、私は車輪の接地点、チェーンリングの接点を基準にしてそこから美しく見える角度、長さを求めていくのも組み手のセンスと思いますが,眞さんいかがでしょうか。
     生意気な事を言ってゴメンナサイ。でもこんな話を出来るのも楽しいですね。

  4. より:

    愛さん、ちっとも生意気とは思いませんよ。
    うまく言い表せませんが、例えば、車輪、ホイールベース、チェーンリング等々、全て一定の自転車があったとして、(この場合ガードとステーの話なので、それが)組み手によって違うものになることは分かりますが、ほとんどの人がこちらの方が美しいと認めるものに一定の法則なり、基準というものがないのだろうか?というのが私が言いたかったことナンです。
    最初にガードとステーの位置関係を決めた人はその人なりの感性でやって、法則というものは無かったのでしょうが、それが洗練されていった過程というものがあって、その過程のなかで一定の基準ができてきたのかなぁと思っていたのですが、どうなんでしょうかね。

  5. より:

    眞さん、私が今まで組んだ(そんなに多い数ではありませんが)事から思いますと、650A,650Bを装着した自転車のステー位置は車輪の接地点の延長線上が一番綺麗に見えるように思います。しかし、700C になりますと新田さんが言っているようにステーの位置が下がりすぎるようです。
     それからその様な位置関係を写真で見るときは、カメラを構えた位置(写される自転車のBBに対しての)と、レンズの焦点距離によってかなり見え方が変わってくる事も念頭に置いたほうが良いと思われます。

  6. より:

    愛さん、少しずつ論点がずれてきているように思います。
    (メールのように書き言葉だけですので、難しいですね。)
    愛さんのご意見ということで拝聴しておきます。
    確かにカメラ位置や焦点距離によって見え方は違うので、写真では正確なことは言えないと思います。

  7. Mako より:

    眞さん、こんにちは。ガードが寸足らずの私は、この話に参加できず、すこし寂しいところであります。
    ところで、TOPページの写真の切り替えと、アルバム表示いいですね。記事にない写真もあったりして。
    しかし、眞さんが、2枚も撮っていたとは。わはは。
    脱帽であります。

  8. より:

    Makoさん、お褒めいただきありがとうございます。タイトル画像をスライドショー表示ができないか探っておりまして、タテヨコ比の関係で表示のものにしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です