ヘッドセット
今の自転車はほとんどがアヘッドとなり、このようなスレッドタイプはあまり使われなくなった。
ヘッドセット 丹下精機 RB-661
ロックナット下の象の鼻のような物はヘッドセットに付属のものではなく、フロントブレーキアウター受けと言われるもの。
左列上から
ロックナット
舌付ワッシャー(左)と上玉押し(右) 左右ともギザギザはマイクロアジャスター(下記参照)と呼ばれる。
上ワン
右列上から
下ワン
下玉押し
上下ワンからそれぞれリテーナーを外した状態。右のリングはリテーナー脱落防止スプリング。上下ワンはそれぞれ同じ大きさの模様。
上ワンと下ワンはHead Tubeに、下玉押しはForkに専用工具を使って圧入する。圧入工具は高価で(安いのもあるけれど)、しかも新規フレームにセットする時以外は使わないのでフレーム注文時にやってもらう方が良いだろう。もちろん、外す為の工具もある。
上下ワンや下玉押し以外のパーツは輪行時に紛失してしまう可能性があり、ALPSの輪行方法ではフォークのネジ部に嵌め直しておくことが推奨されていた。私は外してまた嵌めるというのが面倒なので、100円ショップで買ったビニル袋に納めている。これが紛失の元なのは間違いないのだが・・・・・・。
フロントブレーキアウター受けとアウターキャップ(TOEI製。予備に某所で購入¥630。)
愛車のアウターキャップは上記とは違い、2倍くらい長いものが使われているが、もしかするとこれはSHIMANOのアウターキャップなのかもしれない。ALPS閉店となった今では確かめようがないが、どなたかご存じでしょうか。
追記 08/11/16
アウターキャップのメーカーが分かった。詳細はこちら
※写真をクリックすると拡大されます。
※マイクロアジャスター: 上玉押しのきざみ目とその上に重なる舌付ワッシャーのきざみ目とでひと山ずつ微調整しながら、一番上のロックナットを締め込むのでゆるみにくいとされている。
※製品添付の説明書 Assembly Instructions Note(PDF)