初キャスター輪行で日光

お盆は過ぎたとは言え今年は暑い日が続きます。8月最終日、少しは涼しいだろうと日光に行って来ました。交通費もあまりかからない、ちょっと遠い所と言えば、最寄駅から往復¥2,150で行ける日光です(Nikko Maasデジタル切符利用の否特急)
一ノ割発5:37 東武日光着7:42
(春日部発7:04の特急利用だと8:25に東武日光着ですが、輪行を解いたりトイレに行ったりで出発が9時を回ってしまいます。)
※昔は平日特急割引や早朝割引などあったのですが、特急に関しては今は一切割引はなくなりました。

結局、出発は8:50となってしまいました。


この日は久々にいろは坂を登る予定でしたが、田母沢御用邸まで来て、このまま中禅寺湖まで登っても時間的に直ぐ引き返すことになりそうだと思い始めます。奥日光の自然を楽しむならここは素直に中禅寺湖までバスにするべきでした。
(帰って調べると、最後にいろは坂を登ったのは2011年の6月で今から12年も昔ですが、その時でさえ中禅寺湖まで東武日光から3時間ほどかかってましたので、今ではその時間ではちょっと無理そうです。)

そんなことで田母沢御用邸手前で左に折れると、此処にも立派な門がありました。


良く整備された邸内でしたが、中には入らずです。


田母沢御用邸に向かうまっすぐの参道のような道ですが、昔はここがメインの道だったんでしょうね。


邸内を出て付近をウロウロしていると、「憾満ケ淵」という名所看板があり、そちらに行ってみることにします。
どうやら大谷川沿いの奇勝が観光名所のようです。


薄暗いところにお地蔵さんが並んでいるとびっくりします。こういうのは私は苦手で怖いくらいです。


ここは男体山から噴出した溶岩によってできた景勝地のようですが、宗教施設があるせいで特異な雰囲気の場所になってます。対岸は東大植物園です。そちらから撮った1枚です。


時刻はまだ11:00です。 どこに行こうか、やしおの湯でも行って一風呂浴びて帰ろうかと調べると今日は定休日です。
ちょうど朝ドラを見ているヨシミで対岸の東大植物園でも行ってみるかと入りました(入園料500円)


花の開花時期ではありませんでしたが、景観として見ていくと、流石に学術的な植物園で、園芸臭さが無く感銘しました。5月の花の開花時期や紅葉時も良いものでしょう。


かつて田母沢御用邸の一部だった一画。の意匠がその名残をとどめています。


その橋の下が田母沢川。川床が500角程度の石敷きで、それぞれの石頂部が丸く削られて穏やかな流れになっていました。これも御用邸時代の作庭なのでしょうか。

昼は田母沢御用邸屋外のレストハウス「茶寮」でカレーにしました。結構イケてました。

帰りはJR日光駅に立ち寄ったあと、下今市まで下り上澤梅太郎商店のらっきょうのたまり漬けをお土産に買って帰りました。


日光杉並木


下今市駅 軒の出の下が連続した椅子のような作りになっていて輪行作業に大いに助かりました。汗


午前中は涼しいくらいで午後になると陽射しは強いのですが、埼玉のような蒸し風呂的な暑さではありません。母親の里が信州松本なので、小中学校の夏休みは毎年のように遊びに行ってましたが、その時のカラッと爽やかな松本の気候を思い出しました。

キャスター輪行について
1.キャスターが途中で抜けるということもなく、担ぐよりやはり快適なキャスター輪行だったのですが、フォークを抜かない縦型輪行そのものに不慣れなこともあって輪行作業には時間がかかりました。慣れの問題だと思いますが、キャスターを付けるというだけで単なる縦型輪行の倍は時間がかかる感じでした。
2.真直ぐな走行が蛇行を始める時がある。
3.フォークエンドに挟んだ用心棒よりも前輪ガードの上に置いたハンドルを持つ方が走行し易かった。用心棒は電車内固定バンド取り付け用として。
4.フォーク抜き輪行のフレームカバーほど神経質になる必要が無い。カバーはヘッド周りとチェーンステーブリッジ周り、そしてダウンチューブとリアガードが接する箇所だけで十分。トップとシートチューブに巻く必要はありませんでした。
(キャスター無し縦型輪行をする場合はフレーム保護カバーの位置はまた違ってくる。)
5.担ぐ距離が短いと想定される場合はキャスターは要らないかな?と思ったが、自立させるには便利。
2023/09/03 6番7番の項目追加
6. 自在キャスターが視覚障害者誘導用ブロックの凹凸に止まってしまう。もう少しキャスター径を大きくする必要がありそう。
7. サイクリング中はキャスター金物、特に自在キャスターと長ナットの重さが負担になる。軽量化を考えたい。

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