岩瀬←→益子

今週の水曜日は秋晴れの気持ちの良い日でした。その時の記録です。
走ったコースはアテネ書房発行「自転車コースガイド 関東エリア」に掲載されていたものです。1,2度走っていますが、もう2,30年も昔の話なので今どうなっているのか皆目見当がつきませんし、記憶もありません。
家を9時半頃出て、岩瀬の分庁舎に車を止め、走り出したのは11時頃です。

国道50号線を横切り、県道41号線に出てすぐにこんな景色に出会いました。
手前の薄緑は稲、奥の白い緑が蕎麦、真ん中の濃い緑のしその葉のようなものは何の葉なんでしょうか。

中間ほど行ったところにあった調整池。箱庭のようなのどかな風景です。

景色は良いのですが、50km/h制限の道で交通量が多いのが欠点です。

北海道を思わせるような風景の中を走ります。所々刈り入れは終わっていますが、緑のグラデーションが秋ならではです。

濃い緑のしその葉のようなものは近くで見ると豆が成っていました。もしかしたら枝豆なんでしょうか。農家の人がいたら聞くところでしたが、誰もいませんでした。

益子まであとちょっとのところで、「道の駅」の案内が出ていたので、ここで昼にしてもいいかと県道257との交差点で左折して寄ってみます。一目でこれは著名な建築家の設計に違いないと思います。最近は建築雑誌をあまり見ないので新作には疎いのです。山が連なって見えることをイメージしたのか、付近の風景に良くマッチしているだけではなく、各部のディテールが秀逸です。例えば屋根を薄く表現するためにシンプルに納めようとしているところなどです。

北側の庭で、買って来たソースかつ丼で昼にします。

写真では広い庭のように見えますが、薄緑は稲、濃い緑は庭の芝で、境界が見えないので広く見えます。庭の設計も大した腕前だと思います。

東側にはサドルを引っ掛ける自転車スタンドがあります。日曜祭日は多くのローディ達が集まるのでしょうか。

平日だというのに、農産物売り場は凄い人で溢れていました。この建物は日本建築家協会の2017年度日本建築大賞を受賞していることが館内の案内板で分かりました。

偶然良いものを見たなと思いながら、益子駅に向かいます。益子駅は以前来た時と大分趣が違っていました。

益子の見どころの案内でしょうか。

散策案内板です。

「城内坂」入口にある茅葺の藍染工場。この日は見学しませんでした。

見どころの一つ、濱田庄司記念益子参考館。この日は入場料800円で入館します。

広い敷地には工房や物置、窯などが点在していますが、そのうちの一つ、濱田が近所の庄屋民家を移築したもの。移築は1942年。

さて、時刻は14時を回っています。もう少し早く起きるんだったと後悔しつつ、これまた見どころの一つ、西明寺に向かいます。ここから高館山を越えるかは着いたら決めようと思います。しかし、直前の上り坂では自転車を押すことになってしまいました。後でプロフィールマップを見るととんでもない勾配だったことが分かります。

西明寺の三重塔。室町時代建設だそうです。当然重文指定です。

西明寺を後にして、高館山までとりあえず行ってみようと思いますが、結局ほとんど押しでした。写真は峠の手前。峠の近くに展望台があると前述の本に書いてありましたが、見かけませんでした。次回はここはパスして、益子の街をもう少し徘徊する設定にしようと思います。

高館山を後にして後は下りでしたが、こっち側から登らなくて良かったと思うほどブレーキレバーを掴む手が疲れました。やっとの思いで下界到着。 

蕎麦の花。遠くに筑波山。車を停めた岩瀬分庁舎には16時半到着。5時間半のツーリングでした。

帰り道、岩瀬駅の駐車場情報を見るために寄ってみました。駅の南側は改札口はありませんが、無料の駐車場がありました。写真手前はリンリンロード。

地図クリックでGoogleMapに飛びます。

プロフィールマップクリックで拡大版が開きます。

西明寺から高館山までもとんでもない勾配でした。

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