小江戸佐原＋東国三社巡り

9月16日（木）の記録です。

朝起きたら日がさしているではありませんか。今日は台風の影響で雨がちな一日だったはず。
急遽佐原と鹿嶋に行くことにしますが、今から電車で行くと昼過ぎになっちゃいます。兎に角本数が少ないのです。
仕方がないので車で行くことにします。元々六浦っ子さんのblogで刺激を受けて前々から狙ってはいたのです。

佐原駅近くの千葉香取合同庁舎の構外第一駐車場に車を止めます。門限は17時ということなので佐原巡りが済んだら一旦戻って道の駅あたりに移動することにします。出発11:40

まずは佐原駅に寄ってみます。今まで「さわら」を「さはら」と思っていたのですが、駅に来て初めて気が付きました。

次は小江戸佐原で有名な小野川沿いの伝統的建物保存地区に向かいます。想像以上に古い家並みが残っていました。これは圧巻です。11:50-

伊能忠敬旧宅と記念館そばの「樋橋（とよはし）」近くで写真を撮っているとジャージャーと音がし始めて何だろうと見ると橋の下から水が落ちています。
昔は灌漑用水を流すために樋状に作ったものを小野川にかけ渡していたそうで、その頃は溢れた用水がジャージャーと小野川に落ちていたので「ジャージャー橋」とも言われていたそうです。後世になって人が渡れるように上を橋にしたそうですが、今はその時の名残りを演出する意味で機械的に30分おきに流しています。

伊能忠敬旧宅の庭です。昔は灌漑用水が機能してましたが、今は↑の樋橋が終点です。対岸の用水は今は無いようです。

小野川沿いの保存地区を往復したあと、街並みから外れて裏道を走っていると黑壁の洒落た建物がありました。NIPPONIAの暖簾がかかっています。町に点在する古い民家を点在型ホテルにしたもののようです。帰ってネットで見ると宿泊代は結構高いです。外人観光客が目当てかもしれません。12:18-

元に戻って見落としがないか、何回か往復します。これは休憩・案内所です。旧建物に倣い建て替えた模様です。
ここで首にかけていたDSC-RX0を見た若い女性から「それはカメラですか？ちっちゃいですねー」と声をかけられます。若い女性から声をかけられるなど近頃めったにないので正直うれしかったなー。（爆）

すでに13時近くなってきたので、ここでロースかつ定食の昼食です。1180円と観光地としても高くないのですが、ジューシーで柔らかく美味しかった。12:45-

次の香取神宮に向かう途中、旧三菱銀行佐原支店旧本館が改修中でした。建築は大正3年だそうです。

香取神宮。到着13:36
左側に銅像があったので誰だろうと見に行くと、よど号ハイジャック事件の時に人質の乗客の身代わりとなった山村新次郎氏でした。この辺が地元のようです。

香取神宮。全国の香取神社の総本社だそうです。

「地中深く石の棒をさし込み、地震の原因とされた鯰の頭と尾を刺し通した」と伝えられる要石。香取神宮では総門の手前にありました。13:53

佐原駅近くの駐車場に戻ったのは14:15です。これから自転車で2社を巡り戻ってくるというのは無理があります。
潮来の道の駅まで車で行き、そこから自転車で鹿島神宮を回ることにしました。
途中、3社のうちの一つである息栖神社に寄ります。14:47

サイクリングロードから息栖神社方向と逆を見たところです。この辺り昔は海だったようですが、海水を押しのけて清水を湧出させたということで忍潮井（おしおい）と名前が付けられたと伝えられているところです。確かに鳥居の両脇に2つの井戸がありましたが、現在も噴出しているかは未確認です。また、この辺は古来から船着場だったところで、現在の地形からもそれがうかがえます。

道の駅潮来に車を止め、鹿島神宮に向かいます。15:27
新神宮橋から遠くに朱の鳥居が見えます。

偶然、その鳥居にたどり着きます。一の鳥居です。

到着です。16:01

楼門

右手に拝殿。左に社務所

拝殿の背後に本殿

拝殿正面

鹿苑

改修中の奥宮。流石に「鹿嶋神宮」というだけあって境内は広大です。　

奥宮の奥に要石があります。香取神宮の要石は凸型でしたが、ここはは凹型です。

周囲の道は自転車通行可だったので1周して帰ります。

そろそろ暗くなる中を復路も新神宮橋を行きます。下は北浦。向こうは鹿島線。潮来市街も行きたかったのですが、道の駅には17:16帰着。

青線は自転車走行　走行距離25km。紫線は自動車走行。

佐原

鹿嶋