坂東・常総

暑かった夏もようやく一段落してきたのかと思う朝でした。もう回り尽くしたかと思っていた坂東・常総地域ですが、rikoパパさんやパジャマさん達の5月のSLTM走行ブログを見て、まだまだ行っていないところがあるなと思っていたので走ってきました。09/04(水曜日)
この日は茨城県自然博物館の駐車場に車を停め、博物館のフェンスを反時計に周り、菅生沼に出ることにします。
行き止まりに出ると木製土留めの階段になっています。あれ?前はこんなのあったけ?と思いながら自転車を担ぎ降りて行きます。

なんとか菅生沼にかかる木橋に出ました。渡り切って突き当たりを右に行きますが、「あすなろの里」という遊園地?の園内に入ってしまいます。前回もそうだった事を思い出しましたが、突き当たりを左に行く方が良かったのかもしれません(行けるかどうかは未確認) 園外に出るところが無いなと思っていると係員が出てきて園外に出してくれました。



今日の目的の一つは仁連川付近の谷戸の跡を見る事でしたが、目的にした景観は夏草に覆われていたせいか探せませんでした。(この地域の谷戸は全て干拓され、残るは菅生沼だけという事です)

谷戸探しでウロウロしていたら12時を回ってしまいましたが、付近にはコンビニも無くラーメン屋がポツンと一軒ありましたので、そこで昼にします。ラーメン屋というのも当たり外れがあるので期待していませんでしたが、注文した鶏出汁醬油ラーメンが美味くて大当たりでした。麺も腰があり、チョットこんなに美味いラーメンというのも初めてだぞ。💦

ラーメンに満足して行ったところは「白鳥観察地」。ここは初めての所ですがここも菅生沼です。水辺に遠いのは残念でしたが、それ故の観察地なのでしょうか。

次は近くの延命院です。ここは前にも来たことがありますが、将門の胴塚があります。塚の前にある本殿が大手町の将門塚に比べてショボイです。しかし、周辺のなだらかな起伏ある土地の景観は健在でした。

次はこれも行ったことのある弘経寺です。延命院から弘経寺までの道の取り方をどうすれば良いか分かりませんでしたのでGoogle Mapの歩行ナビに任せたところ、これも良い道を案内してくれました。

弘経寺は家康の孫娘千姫の菩提寺という事もあって、境内は女性的な柔らかさのある佇まいと思います。建物には葵の紋が目立ちます。千姫は家康の孫娘というだけでは実像が分かりませんが、最近「江」(田淵久美子著)を読んだばかりでしたので、信長の妹であるお市の方の三女江姫と家康の三男秀忠との間にできた娘という認識が強いです。千姫の嫁ぎ先は豊臣秀頼。秀頼は秀吉とお市の方の長女茶々との間にできた次男で言わばいとこどうしの婚姻です。それが関ヶ原の戦いで引き剥がされ、祖父の思いに翻弄された生涯だったと思います。

このお寺は訪れるサイクリストも多いらしくサイクルスタンドが用意されていました。

帰りは参道を真っ直ぐ進み鬼怒川に出、きぬ総合公園に寄り、スタート地点に戻りました。午後からは陽射しも強くなりましたが、当たる風は涼やかでした。

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