Cateyeサイクルコンピューターの取説は分かりにくい

下図はCateyeのサイクルコンピューターCC-RD300Wの取扱説明書から「設定変更」部分を抜き出したものです。

これの前半の説明は「計測画面」の状態でMENUボタンを押すと設定画面がMODEボタンを押す毎に周長切替→周長入力→時刻設定→積算距離手入力→計測単位→周長切替と循環していくことを示しています。ここまでは分かります。
このサイクルコンピューターはタイヤ周長を2種類設定できますが、そのAとBを切り替える方法が書かれていません。「MODEボタンでAまたはBを切り替えます」と書かれていますが、そう単純ではありません。事ほど左様にこの取説は分かりにくいことが山ほどあります。(怒)
2種類のタイヤ周長を設定している人が極端に少ないせいか、メーカーホームページでも説明がありません。FAQにすら説明がありません。

普段はGarminGPSを使っていますが、GPSを使うまでもない近所走行の場合でもサイクルコンピューターを付け放しにして積算距離だけは計測したいのです。

前置きはこのくらいにしておいて、タイヤ周長AとBの表示切り替え方法について備忘録としてまとめます。

Aが点灯している状態の計測画面で「時刻」が表示されています。どの計測画面でも構いませんが、この状態でMENUボタンを一押しします。

すると、Aが点滅し、Bが点灯している状態のSelect画面に移行します。ここで、MODEボタンを長押しします。(画像はAとBが両方点灯しているように見えますが、実際はAが点滅、Bが点灯しています。どちらが点滅するかは移行する前の画面に依存します。)

長押しすると、Aのみが点滅する画面に移行します。ここでMODEボタンをさらに一押しします。

すると、Bのみが点滅する画面に移行します。このように、この段階で「MODEボタンでA←→Bの切替」ができます。Bの計測画面に入りたいので、MENUボタンを一押しします。

すると、Aが点灯Bが点滅状態のSelect画面に移行します。ここでMENUボタンを一押しします。

ようやくBの計測画面に切り替わりました。このように単純にMODEボタンだけの操作ではありません。
なお、積算距離はAでの走行距離とBでの走行距離の合算です。つまり、Aのタイヤで15km走り、Bのタイヤで10km走れば積算距離は25kmとなります。

以上をふまえ、取説「設定変更」部分の追加編集をしてみました。

追記 2018/03/02
CC-RD300Wはすでに生産終了モデルでした。現行のワイヤレスモデル、例えばCC-MC200Wの取説を見ると、改善されていることが分かりました。

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