二重ボルト


フォークの台座にカンチブレーキとフロントキャリアを同時に付ける為のボルト。
ブレーキを付ける為に締めるトルクとキャリアを付ける為のそれが違うのでこのようなかたちになったと思われる。普通の1 本ボルトでキャリアを締めるとブレーキが戻らなくなってしまう。
 
最近、当初付いていたSHIMANO CT-91(下左写真)をDIA-COMPE DC988(下右写真)に換装しようとした。ところが、写真のようにDC988は8mmほど前に出てしまうのでキャリアが前上がりとなり、マッドガードがタイヤと同心円状にならないことが分かった。同じカンチブレーキにもかかわらず、キャリアを作り直す必要があるようだ。
  
CT-91は無骨なところが欠点だが、ブレーキ性能は申し分ないので元に戻したが、フォークの台座もブレーキ本体によってその形状は異なるのかもしれない。フレームのみをオーダーする時は気をつけないといけないと思う。
08/04/14 追記
CT-91はカンチ台座にリターンスプリング(黒カバーの中)を引っかけるタイプ。DC988はリターンスプリング(同じく黒カバーの中)を台座に引っかけないタイプ。黒カバーを外しリターンスプリングのみとし、これを前に持って行き台座に引っかける形にすれば、キャリアを作り直さなくても良いことが、最近Mafac Criterium換装で分かった。

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